初めてを経験中〜アンジュルムのお絵かき備忘録〜
今日(昨日)、アンジュルムのアルバムの盛りだくさん会に行ってきた。
普段はあんまり(基本的にはメイン現場のJuice以外の)盛りだくさん会にはいかない方なのだが、
どーせアルバムを買うなら、1枚で参加できるし良いなという出来心からだ。
何に参加するか悩んだところ、
以前、ヲタクルムが満足度が高いと言っていており、Juiceでいうところ
「Juke BOX」に近いのかな?という印象を持っていた「お絵かき会」に決定。
で、次のステップはメンバーを誰にするか。
これが一番重要。
良くも悪くも、アンジュで◯◯が一番好き!というのは未だに定まっていない。
初めて買ったCDはPMPWだけど、未だに定まっていない。
メンバーのカラーTを1枚だけ持っているが、スマイルチャージのあやちょである。
Tシャツが青いのである。
そう、今だに推しが定まっていない。
今まで、単独で推そうとしたのは
あやちょ、竹ちゃん、勝田さん、りかこ、ももな、むろ、かわむー。実に多様である、
1兎を追うものは4兎、5兎、6兎も出てくるのだ。
これは、アンジュルムが魅力的なメンバーで構成されており、
決して私が浮気性なわけではない。
もっとも、私のヲタ人生の中で座右の銘の一つが「推しの数ほど幸せがある」。
なので、推しが多いのは幸せの証である。
で、誰にしたかというと川村文乃さん。ここ1年、表向きは一番好きと公言している。
理由は不謹慎だ。宮本佳林ちゃんが推したくても推せないから。
本現場のJuice=Juiceは、2013年秋から「僕は高木紗友希ちゃん!」を守り通している。いや、割とマジで本気に。
ドラマ武道館を観ていて、佳林ちゃんが演じる「愛子大好き!」ってなってから、
Juiceのライブでも以前よりも宮本佳林ちゃんに注目するようになっていたのである。
もともと川村文乃さんが研修生時代から、デビューしたら「俺のかりんちゃんへの思いを全てぶつける!」と誓っていたので、この流れは至極真っ当なのである。
無事に1/3の確率をくぐり抜け、川村文乃ちゃんを自引き。当日を迎えた。
1:00から1:15が受付時間だったので、余裕ぶっこきまくりすてぃで
AMは娘と葛西にある地下鉄博物館へ。ここを出た時の時間が12時ジャスト。
よしよし、家に帰って娘を嫁に託していけば集合時間に間に合う。
と、皮算用したのもつかの間
「お父さん、お腹すいた」。何ぃぃ!お前の食べるペースだと店によっては
1時間はかかる、遅刻してしまう。
ここで私は父として動くか、ヲタクとして行動するかの2択に迫られる。
私は選択する。2つとも選ぶと。
そして近くに見えたのは、ポン・デ・ライオンでおなじみのミスド。
ここで食事を済ませ、お店を後にしたのが12時半。
で、家についたのが12時50分。「え、間に合うのこれ?」
家からベルサール汐留までは約7km。僕は法律に触れない範囲で車を運転した。
そして5分前に近くの駐車場へ着いた。「よし、余裕だ」
しかし、この気持ちの緩みが甘かった。
Juiceの盛りだく会の感覚で、会場の2階へ行くと。ヲタクがいない。。。。
いつもと違う場所に受付の長机がある。「アンジュはここなんだ」
最初はそう思った。受けつけで男性に「お名前は?」と聞かれ、答えると
名簿見たいなのをチェックしだした。いつもと同じ光景だ。だが、何か違う。
私は異変を感じ取った。ここではないと(どうやら就職ガイダンスか何かが行われていたっぽい)。「って、1時13分やんけ!」。タイムリミットは2分。
そして野生の本能を頼りに、地下へ駆け降りた。ギリギリセーフ!!!
受付を終えると、紙を渡された。そして記入項目に驚いた。
ニックネーム、チャームポイント、好きなもの。え、3つも?
ニックネームはまだいい。他の2つがハードル高すぎ。特にチャームポイント。
似顔絵を描く際に必要なチャームポイントだから見てくれに関するとこである。
ねーよ。そんなの。太めの眉毛か。自在に二重に変化させられる目か。それとも耳の後ろのコリコリしてる軟骨か。どれもパンチ力に欠ける。。。
で、悩んだ末に書いたのが「直毛」。いや〜、我ながらひどい
そして好きなものは「馬」。これもひどい。
競馬が好きで、イベント当日は宝塚記念だったし。
対応が良いと評判の川村文乃ちゃんだけあり、列は長かった。
ギリギリに入ったこともあり、かなり後ろだった。ドキドキしながら列を待つ俺。
なぜならハロメンの前に行くと極度なコミュ症に陥る私。
一推しの紗友希ちゃんにすら、真っ当に話しかけられない。
ライブ後の握手も「ありがとう」で押し通す。アドリブが弱い。
話しかけられても、「お、おう」みたいな感じになってしまうのである。
そんな時、
金属探知機係だったお姉さんが金属ではなく、私の心を察知。
待ち時間に語りかけてきたのだ。
「ワクワクしますね!」
「いや、ドキドキです。緊張しまくってます」
するとおねいさんにも緊張が無駄に伝わったらしく、
彼女のセリフもたどたどしくなったような気がした。
「そうですよね。緊張しますねよね。頑張ってください!」と背中を押されブースへ。
目の前には川村文乃ちゃん。可愛い。
僕は今まで彼女いない歴が生きてきた年数と同じで、
初めて街コンきた30代男性みたいな感じで促されるように着席した。
そして、僕は話のネタは持っていない。
向こうからの先制攻撃がない限り、無言で終わる確率も0ではない。
事実、Juiceの一言サイン会も(ほぼ)無言で終わったこともある。
喋りたいかと聞かれたら喋りたいが、推しが文字を書いているのをただひたすら眺めるというのもオツなのである。
すると、川村文乃ちゃんからの先制攻撃。「あ、スヌーピー!?」
僕のTシャツをいじってくれたのである。
「あ、ミッフィーです…」
「そうやった(照)。間違えちゃった」土佐弁かわいい。かわいいぜよ。
「ごめんなさいね。(顔の方じゃなくて)Tシャツばっか見て」
僕の心は動揺と照れが入り混じる。好き。この服を着てきた俺、グッジョブ!
しかし、僕は二の矢が出てこない。やはり、ダメな子。。。
そんな時、再び川村文乃ちゃんから「好きなのに書いてある馬って、走るやつですか?」と再びパスが。もはや小野伸二。ベルベットパスである。
この優しいパスを受けた僕は、柳沢敦のQBKにならず、冷静にインサイドキックで蹴り返すことができた。
そして「高知の馬なんやったけ?」と再びセンタリング。「あ、ハルウララ!」と冷静に押し込む。2得点目だ。
「そうそう。だから、私も知ってた!」とかわむー。もはや女神だ。
そして僕は無謀にもペナルティエリアに自らボールを持ち込んで切れ込むという前代未聞の賭けに出た。彼女の優しさがそうさせたのだ。
「今日、大きなレースがあるんですけど、好きな数字は何番がいいですか?」
俺から喋りかけるなんて大きな賭けだ。坂本龍馬が土佐藩を脱藩したくらい大きな出来事だ。
「7番!」と即答し、「誕生日やし♪」
僕の本命がエタリオウからマカヒキに変わった瞬間だった。
ただ、この法則だと、毎回予想を聞いても7番の馬になる。
ご愛嬌だ。かわいいから許す。
最後に「どんなんだっけ?」と言いながら馬を書いてくれた。
のこり5秒でーすのアナウンスで、追い込みでスヌーピー…ではなく
ミッフィーを書いてくれた。「すぐ描いたのに、こっちの方がうまいね」と笑顔。
思わず、こっちも笑顔。そして時間が終了した。
かわむ〜に対する好き好き指数が上昇した。
川村さんの話すネタを頑張って考えてくれている感じがときめいた(ネタを絞り出させてごめん)。
適当じゃなく、こんなおじさん一歩手前に俺なんかのために、
頑張ってネタを絞り出してくれている感じが。。。涙
楽しい時間を過ごしたが、もういかないかな〜。似顔絵は。
色紙がでかくて収納が大変そう(笑)。
何より、メンバーを変えないと絵のテイストは変わらないと思う。
爽やかな(に描いてくれている)おっさんの似顔絵は1枚あればいい。
しかも自分だし。
これは、彼女たちが悪いわけではない。自然の流れなのである。だっていちいちテイスト変えられないでしょ。
ジョセフ・ジョースターも言ってた、コーラを飲んだらゲップが出るくらい
確実だって(確か)。
にしても、俺の顔が爽やかすぎる。
そして内面にある優しが表に溢れ出てしまっている。
ミッフィーは170点だが、馬は120点くらいだ。馬というよりネッシーだ。
でもかわいいからいい。
余談だが、7番の馬マカヒキは12着中11着だった。。
人生、そう上手くはいかないのである。馬だけに。
あ、バースデーイベ行きます!って言い忘れたわ。
長文がすぎたは。